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■板柳町は青森県の西部津軽地区の中央に位置し、西は岩木川をもって弘前市と、北は鶴田町・五所川原市に、東は五所川原市・青森市・藤崎町に続き、南は藤崎町と境を接している。典型的な日本海型の気候で、四季の変化に富み、年平均気温は10度前後と比較的しのぎやすい。総面積41.81平方キロメートルのほとんどが平坦地で、西は岩木山、東は十川の間にあり、それら水系の分厚く発達した沖積世の堆積物は、りんご園・水田としての利用に適した生産性の高い豊かな平野を形成している。

■村落への開拓は文禄・慶長年間(1592~1615)といわれ、津軽藩の城下に近く岩木川きっての良港を有し、以北で唯一の渡し場が設けられたことにより百貨集参地として急速に発展し大集落が形成され隆盛を極めたが、宝暦4年(1754)、当時藩主より突然の「商売差し止めの令」が発せられ、加えて明和の大震災に遭い、しだいに衰えていく。昭和30年に、板柳町、小阿弥村、沿川村、畑岡村の一町三ヶ村の合併により「板柳町」を制定し現在に至る。

■日本有数のりんごの生産地として知られる板柳町は、りんご産業を中心に発展し続けてきた。昭和63年、町経済発展の拠点施設「ふるさとセンター」が完成してからは、りんご産業と観光的要素をミックスさせた通年型の滞在機能や魅力ある地場産品の開発・加工、流通システムの整備など地域性豊かな産業振興を推進している。さらに、平成14年には、消費者の皆さんに安心して食べることができる安全なりんごを届けるための条例「りんごまるかじり条例」を制定している。

■また、板柳町では、年間を通してさまざまなイベントが行われており、
春はりんごの受粉作業に大きく貢献してくれるマメコバチに感謝する「マメコバチ感謝祭」、
夏はりんごの豊作を願う「りんご灯まつり」、
秋は真っ赤なりんごに黄金色の稲穂を見ながらウォーキングする「まるかじりウォーク」、
冬は津軽の雪を楽しむ「いたやなぎ雪まつり」と、イベントが満載。

四季折々の魅力があふれている板柳町、皆さんもぜひお越しください。 
最新情報
板柳町の概要
  • 住所
    青森県北津軽郡板柳町大字板柳字土井239番地3
  • TEL 0172-73-2111
  • FAX 0172-73-2120
  • ホームページ
  • 人口 令和5年4月1日現在    12,587人
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